特集 高知県四万十紀行 

 平成15年に「能登空港」が開港しました。開港を前にして、空港の利活用も考えながら、あちこちで能登活性化策が検討されていました。
 能都町では「能登空港の未来を考える会」が、そんな中の一つです。
 この度、平成13年11月8から10日にかけて、高知県は四万十川を舞台に展開されている、自然学校を中心とした株式会社「四万十ドラマ」の体験を中心に視察研修してきました。ここでは、その模様を報告していきます。
 8日午後8時、マイクロバスで能都町を出発し、9日午前9時、高知県幡多郡十和村にある「ふるさと交流センター」に到着しました。
 午前中は、「四万十ドラマ」の会社概要や苦労話、スタッフの紹介などを行い、午後からは自然学校に学びました。

shimanto-01.jpg (43520 バイト) shimanto-12.jpg (33416 バイト)
 株式会社「四万十ドラマ」は、十和村・西土佐村・大正町が出資して作った会社です。
 正職員の畦地さんと、臨時職員2名の3名で切り盛りしています。
 事業としては、会員制度、自然の学校、産物販売・商品開発、出版、交流センターの委託運営があり、
 なかでも、産物販売・商品開発で、本年は1億の売り上げを見込んでおり、頑張っています。
 自然の学校は、会員のみが参加できるもので、四万十川を舞台にいろんな自然の学校が
 用意されていました。今回私たちは、釣りと薪をわっての五右衛門風呂体験だけでしたが、
 その他のメニューについては、十分にお話をおうかがいしてきました。
 自然学校の基本は、先生も生徒も楽しくできることということが、もっともうなずけました。
 参考までに、写真左は、今回の我がチームの参加者の花2人です。
 右は、自然学校の先生に一人である、川下さんの手作り看板です。

 

shimanto-04.jpg (49851 バイト) shimanto-03.jpg (55278 バイト)
 鼻炎で鼻をかんでいるのが、「四万十ドラマ」の立役者である畦地さん。そして奥さんです。
 川原で焼く鮎の塩焼きなんて、初めて食べました。

 

shimanto-06.jpg (40316 バイト) shimanto-07.jpg (40530 バイト)
 我がチームのアイドル「明美ちゃん」が見守る中での、釣り挑戦。あまり釣果はないのだけど、
 一向にやめようといわない面々でした。

 

shimanto-10.jpg (52539 バイト) shimanto-02.jpg (32120 バイト)
 我がチームで体験した五右衛門風呂からみると小さいが、四万十川の雄大な自然の中で入る
 風呂はまた格別でした。写真右は、地元の漁師さんが採っていた川海老の籠の中を・・・!

 

shimanto-11.jpg (42846 バイト) shimanto-09.jpg (41150 バイト)
 檜は火のつきもよかったです。
 薪割は、したことのない人が多く、冷や冷やしてみていましたが、
 なんとか怪我人もださず、いい風呂でした。

 

shimanto-14.jpg (28535 バイト) shimanto-13.jpg (31071 バイト)
 四万十川には、写真のような橋が多くあります。欄干がない一見危なく見える橋ですが、あぶないです。
 これは、雨が降って水かさが増えると水面下になります。沈下橋と呼ばれています。
 欄干があると、橋ごと流されてしまうからです。長い間の生活の知恵から生まれた橋です。
 四万十川にはなくてはならない、風物詩です。
 写真右は、石鎚山を背景に!そして、また長い遠い帰路につきました。
 遠く、長かったけど、学ぶところがいっぱいありました。
   四万十川ドラマの、スタッフのみなさん。畦地さん、川下さん、橋本さん、矢野さん、大村さん。
   そして、遅くまで交流の会場となった柳瀬温泉のおねえさん、おばさん。
   みなさん、本当にありがとうございました。


戻る