奥穂高岳(2016年7月27~28日)
       ◆27日午前5時 アカンダナ駐車場着
 

  5時20分発のバスに乗り上高地へ。トイレと登山届を提出してまずは河童橋へ!目的地の写真を撮り6時40分河童橋をスタート。明神は7時25分。徳沢には8時20分。そして横尾に9時30分。ここまでは、川沿いの緩い道だったので快調に来ました。ここからは屏風岩を左手に眺めながら、本谷橋に11時。ここで少し休憩とおにぎりを食べ、いよいよ涸沢を目指します。13時までに涸沢小屋を出なければ今夜は涸沢泊まりと覚悟して頑張ったので、12時20分、涸沢小屋到着。エネルギーの元、おにぎりを食べて13時までには小屋を出る。一人黙々と登り、14時20分、ザイテングラート取り付きへ、ラストスパート!15時丁度、穂高岳山荘に到着!やったー!正直言って無理かと思っていたが、自分との闘いだったけど、やればできるんだと。距離17km、高度差約1,400mは、この歳でよくやったと思っている。


    ◆28日午前7時30分 山荘出発
        

  小屋からのご来光も拝んだので、朝食をとってから小屋を発った。体もまだ温まっていないうちからの急な登り。それでも体は快調に動いた。8時15分、ついに奥穂高岳の頂上3190mに立った。立派な御影石でできた祠と並んで360°パノラマを満喫した。時々槍の穂のみ雲から顔を出し、あるいは穂が隠れると尾根伝いの山並みが現れ、欲張らず、満足としようと納得!笠ヶ岳方面は全くの雲海の中。そのため、ブロッケン現象にも出会うことができました。槍ヶ岳を開山した播隆上人が見られた頃は、如来様が現れたと信じられていたのですが、そのような心持にもなりました。
  ジャンダルム・西穂高方面、前穂高方面、槍・北穂高方面、雲海から浮き出た峰々を眺めていると、今度は・・・・!という思いでいっぱいでした。この景観を眺めるためにやってきたのだ!と。
  帰路の重太郎新道は、下りでも大変なコースだと思った。これが逆ルートで登りであったらと思うと、ぞーっとしたね!岳沢小屋で穂高岳山荘で購入した弁当をいただいたが、なかなか凝っていた弁当だった。上高地まで帰り、河童橋近くから山の写真を撮ったが、ガスで見えなかった。まるで、頂上からしか見せてくれないような!でもいいや!また会いにくるからね!と平湯へと向かった!


   



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