オヤジの米づくり
オヤジは、定年退職した一昨年から米づくりを始めました。
それまでは、田植えと稲刈りのみの手伝いはしたことがありましたが、すべての工程を自らで行うということは初めてのことでした。
友人の休耕田を借り、多くの人たちの支援と協力をいただいて、なんとか無事食べるだけの収穫を得ることができました。
面積は約7畝の小さい田んぼですが、素人の私には十分な広さです。山の谷にある、今ではここのみ一枚だけの田んぼです。
耕運機は、40年は経っているであろうヤンマーもの。エンジンは今でもバンバンです。
昨年は坂道で耕運機を崖に落としてしまい、ハンドルが少し曲がり、猫背気味に転がすのがちょっときついかな!
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2年目の昨年は、水の湧く箇所を避けて植えません。その箇所はずっと水が引かず、穂がついてからは倒れるので避けました。
狭い田んぼでも、四条植えの「さなえちゃん」を重宝しています。
狭い田んぼだからこそ、鳥よけの糸を張ったり、イノシシ除けのネットを張ったりと、いっちょまえのことをしています。
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そして、なんと電気柵までもします。もちろん周辺まではイノシシが来ています。が、2年間被害を受けていません。
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初めての年、溝切りというこを知らなかったのですが、こういう作業があること、そして何のためにするのかということを勉強しました。
溝切りがうまくできていると、あとあとの管理はもとより、稲刈り時に楽するかが決まります。
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稲刈りはバインダーで行いますが、このバインダーも年代物で、2年使いましたが全部刈り終えるまでに、何回となくトラブってしまいます。それでもありがたい機械です。刈った後は、天日干し!稲架干しです。これが美味しさを倍増させてくれます。
昨年は肥料が効きすぎたのか、ことのほか倒れてしまいました。稲架はハウスの中に組むので、雨が降りそうなときはシートをかけます。
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