山に魅せられて 

  能登半島は内浦地域に位置する能都町からは、立山連邦をはじめとした北アルプスの峰嶺が眺められる所です。
  しかし、6年前に初めて「立山の室堂」へ行ってきました。
  天気状況を加味して、とっさに思いついて行ってきたという割には、初めての立山室堂の日帰り旅でした。
  行ってみてその雄大さと美しさに惚れ、こうしてこのページを独立させてしまったのです。
  そして5年前に、「雄山」登頂を果たし、4年前は「西穂高岳」へ、3年前は念願の「剣岳」と「白山」に、
  一昨年は「白馬岳」に登頂しました。昨年は「編笠山」。
  益々山への執着が高まってきました。

  これからも、山に関係するものはこのページで紹介していこうと思っています。




    2008年の山紀行      2007年の山紀行     2006年の山紀行     2005年の山紀行



    2009年の山紀行




    
    リベンジ「立山縦走」:8月1日の記録から



    リベンジ「立山縦走」:7月31日の記録から         「劔岳」山開き、慰霊祭から


 8月1日(日)夜明けは晴れ、のち霧

  夜中は雨音がしており、夜明け近くもガスっていたし、
  御来光は無理だとあきらめていたのだったが、
  日の出前10分で窓の外が明るくなり、
  一帯の景色が見えてきた。
  皆を誘い、一目散に小屋前の高台へ急いだ。
  なんと、360度パノラマが浮き出た。
  やったー!
  白馬から槍も、そして薬師、白山までもが眺められた。
  勿論、もっとも嬉しかったのは「劔」だ!
  待ってろよ!1ヶ月後に来るよと、心の中で叫んでいた。
  この、30分だけの晴れ間だった。
  帰途はガスのなか室堂を目指した。
  7月31日(土) 曇り一時晴れのち小雨

  下界は晴れであったが、山の上は相変わらず
  気まぐれな天気状況でした。
  山は、例年以上に雪渓が多く残っていました。
  そのためか、当初の計画(内蔵助山荘泊)から、
  山小屋は「劔御前小舎」にしたのでした。
    というのも、内蔵助山荘は雪のため修復していたのです。  
  一の越までは、児童・生徒の団体が多く、
  一の越から雄山までも、多勢の人でいっぱいでした。
  特に雄山頂上では、写真のように大変な賑わいでした。
  
  雄山頂上で昼食をとっていると、
  瞬間的に、室堂から別山方向まで
  くっきりと見えた時もあり、
  リベンジ組にとっては、多少なりとも
  感動できたかな!
  劔御前小舎に着く頃には、霧も
  霧雨状態になり、タイミングよく
  到着できました。
  この日は120名くらい小屋泊まり。
  夜間はほとんど小雨模様でした。
  星がきれいに見えた時間帯もあり。
  明日の天候に期待して!
  6月1日 晴れ 21℃

  劔岳鎮魂の社には、昭和34年から今日まで
  劔岳登山で亡くなられた方々の柱を祀って
  いる社であります。
  昨年度の5名を加え、317柱が祀られている
  そうです。
  今日も、遺族の方々の玉串奉奠もありました。
  
  新緑の映えるなかでの山開き。
  本年の私自身の山へのおもいを確認
  してきました。

  劔からの水を集める早月川の流れは、
  透き通ったいい色でした。
  劔は姿を現しませんでしたが、
  よろしくネ!

 



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